【監督】ジョン・シャオロン (鄭暁龍/ZHENG Xiaolong) 1953年中国生まれ。北京人民放送テレビの記者を経て、ドラマ制作の世界に転身する。1984年に北京電視芸術中心の主管生産副主任に着任後、数多くのTVドラマの企画・制作に携わる。手掛けた作品は“中国初長編室内劇ドラマ”「渇望」など“中国初”にこだわって制作され、中国のTVドラマ界に常に新しい旋風を巻き起こした。1991年アメリカで華芸影視録像節目有限公司を立ち上げ、北京電視芸術中心制作のドラマやCCTVの番組を販売する代理店業務を行った。1993年にはフォン・シャオガンと共に「ニューヨークの北京人」を中国ドラマでは初めてとなる全編アメリカロケで撮影し話題を呼んだ。2007年中国で監督した「金婚」では上海電視節の最優秀監督賞を受賞するなど、その演出が高く評価された。本作でも2012年に発表された各賞で最優秀監督賞を受賞し、新作が最も期待される監督である。
【音楽】リュウ・ホァン (劉歓/LIU Huan) 1963年8月26日、中国・天津生まれ。1981年、北京国際関係学院フランス文学科に入学し、在学中に音楽に目覚め、学校のピアノで独学で音楽を勉強する。1985年に卒業後、CCTVの番組で英語とフランス語で歌唱し、音楽界デビューを果たす。その後はTVドラマの音楽を作曲し、主題歌を歌い活躍する。本作のジョン・シャオロン監督の「ニューヨークの北京人」でも音楽を手掛け、主題歌では中国語と英語で歌い上げた。2008年北京で開催された北京オリンピックの開会式では、北京オリンピックのテーマ曲「我和你(You and Me)」をサラ・ブライトマンと披露した。
【原作】リュウ・リエンズー(流瀲紫/LIU Lianzi) 1984年、中国・浙江省生まれ。幼い頃は数学を好んでいたが、後に文学に興味を持ち始め、浙江師範大学行知学院漢語言文学専門家に入学し、文学学士を取得し卒業する。2005年から執筆活動を始め、2006年には雑誌で短編小説「有一種愛、与婚姻無関」を発表、以後も雑誌に短編小説を発表し続ける。2007年に本作の原作となる「後宮――甄嬛伝」の第1巻~3巻、翌2008年には第4巻が発売される。その緻密な人物描写と、柔らかい文体、そして読者を魅了するストーリー展開で、たちまちベストセラーとなる。現在は杭州作家協会会員で、杭州江南実験中学で教鞭をとる傍ら、執筆活動を続けている。最新作は「後宮――如懿伝」。
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